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イラスト練習(視線誘導)

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 こんにちは。葱葵です。今回はあまり大したことができなかったのですが、継続して絵を描いていますという紹介と、今回の絵を描くときに意識した視線誘導について軽く触れたいと思います。 では本題に入ります。 この画像の上の絵が、今回の絵の途中経過で、下の画像が、だいたい3分割したものです。 今回は視線誘導ということでした。絵を描くときにこの三分割した交点は、パッと見たときに人の目につきやすい位置といわれています。簡単な話、この交点の近くに注目させたいものを持ってくれば、それだけでだいぶ印象が変わります(比較画像貼っておけばよかったですね)。 今回の絵で一番注目させたいのはもちろんキャラクターです ここからさらにキャラに注目させるためにいくつか工夫していきます。 まず、今のままでは全体的に絵が平坦で奥行き感が弱いです。なので、手前に木を置いていきましょう。しかし、このままでは、木に注目がいってしまうので、木をぼかして、からクターのほうにピントが合っているようにします。 次に暗かった室内を外からの光で明るくして、絵全体の雰囲気を軽くします。この時に、光の線を集中線のようにキャラの方向に向かわせることで自然とみてる人の目線の流れを作ることができます。 さらにキャラへの注目させる要素がふえましたね。 最後に、画面の右側と左側で明暗の差を作ります。基本的に絵全体に黒が多めであれば、明るいほうに視線がいくので、キャラのほうを明るくします。ダメ押しで、キャラ後方左の壁を明るく光らせて、わかりやすく引き寄せます。 これらの視線誘導をして完成したものがこちらです。 とはいえ、視線誘導の方法などまだまだ無限にありますので、今回のはほんの一例です。 他のものはまた絵を更新したとき、その都度紹介できたらと思います。 次は、最近触り始めたLive2Dを使って何かアニメーションでも出来たらいいなと思います。 以上葱葵でした。

背景作画上達への道① 雲編

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 お久しぶりです。葱葵です。今期のこの講義では、基本的に背景の上達を目標とした練習と、簡単なアニメーションであったり、余裕があればLive2Dなんかも触って、ゲームの動くキャラみたいなものができたらいいななんて考えてます。 それは置いておいて、早速本題ですが、今回は雲の描き方について自分なりに学んできました。とはいえ知識をつけたからすぐ上手く描けるというわけでもないのでへたくそなのはご容赦ください。(回数重ねるのはこれから) 雲の基本的な描き方 まず、基本的な雲の描き方や描くときの意識についてです。とはいえ自分はプロではないですし、自分なりに調べ、描いた結果ですので、これが絶対正解というわけではないです。正解があったら楽なんですけどね…。 ①雲は、自分に近いほど下面の面積が大きくなり、上のもこもことした白い部分の面積が小さくなります。逆に遠くなるとその比率が反比例の形になるということを意識して、下面のシルエットの厚みを変えて配置していくようにします。 ②次に時間帯による雲への光の色と当たり方です。これは時間帯を表すのに効果的です。昼間は真上から青や白っぽい色の光が雲の上部にあたります。夕方では、太陽の位置が低くなり、太陽への距離も遠くなるため、雲の下側や横側から、赤や橙色の光が当たるようになります。皆さんご存じの夕焼けですね。 雲への光の当たり方であったり、雲の色はその絵の雰囲気にかなり影響が出るので、効果的に時間帯を表現することができます。 ここから具体的に、今回やった描き方を書いていきます。 ①雲の下面部(陰になっている部分のシルエットを描きます。 この時、奥行きを出すために、ジグザグに配置すると、空間がグンと伝わりやすくなります。手前にある雲ほど面積を大きく、密度を控えめにして、奥にある雲ほど、薄く、密集して配置するようにします。水平線に近い部分は特に薄く横に長く伸ばしていくようにします。シルエットをとるときに気を付けなければならないのは、手前の雲よりも奥の雲を分厚くしてしまうと違和感が出てしまうので、意図的でない限り薄くしたほうが伝わりやすくなります。 ②雲の上部の白い部分を描いていきます。こちらでも、光の当たっている部分の面積を意識しながら、シルエットが規則的にならないように①のレイヤーの下のレイヤーに描いていきます。雲だと、柔らかいペンでぼやっと描いてし